古代さながらの「火起こし」

今日はみんなが首を長くして待っていた「火起こし体験」の日。福岡市埋蔵文化財センターを訪問し、力武先生と武藤先生のご指導を受けることができました。

あれは去年の秋だったかな?
「せんせ、虫眼鏡貸して!」「何にすると?」「あのね、こうやって太陽の光を集めると火がつくやろ。火が燃えたら鉛筆がダイヤモンドになると!」
本やテレビで学んだこと、自分でやってみたいんだね!  虫眼鏡の火起こしは大人もやってみたいけど、今すぐは難しいんだよね…。

「ごめん、庭で火起こしするのは危ないから我慢して」
「えーっ、なんでいかんと? ちゃんと気をつけるけん大丈夫!」
「気をつけても小さい子もいるし、庭では無理なんだ。今度みんなで火起こしを勉強してからやろうよ」

そんな攻防を経ているだけに、いつもはよくしゃべるみんなも一心不乱に力武先生お手製のマイギリ式火起こし器をまわしています。

小さな火種をマッチに移してもらい、ろうそくに火が灯った瞬間の感動といったら…! 調理にも暖をとるにも欠かせない「火」を自分の手で起こせるようになったとき、古代の人はどんなにか喜んだことでしょう。力武先生がいつも話してくださる「ご先祖様の気持ち」を子どもたちが追体験した瞬間でした。

この日は、火起こしに加えて収蔵庫を見学したり、近く重要文化財に指定される「木の机」(上の画像はレプリカです)を間近で見せていただいたりと本当に貴重な経験をさせていただきました。「木の机はどのように使われたものか想像してみよう!」という力武先生の問いは、夏休みに向けてのスイミーの宿題とさせていただきます。