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エジソン先生とテンセグリティー

夏休みの最後の実験は、エジソン先生の「テンセグリティー」です。聞きなれないことばに、みんなの顔が???
『テンセグリティーの「テンス」は引っ張る、「セグリティー」は構造物の意味です。人間の体を作っている細胞のひとつひとつがテンセグリティー構造のように支え合ってできているんですよ。これは都市高速の橋をロープで吊るすことやドーム型の建物やテントにも応用されています。ちょっとむずかしいかなあ?』とエジソン先生。とってもむずかしいというみんなの顔。

でも作るのは楽しい!
皮をはいで用意してくださった桑の木の枝を各自10㎝×6本分ノコギリで切ります。切り口にやすりをかけ、両端に1㎝弱の切り込みをノコギリでつけて輪ゴムが引っかかるようにします。溝を左右対称にするためにまずは鉛筆でしるしをつけますが、これがなかなかむずかしい! 桑の木の枝は中心が柔らかいので、しるしがつきにくいのです。でも低学年さんも根気よくがんばりました! 

再びやすりをかけ、2本ずつペアにして両端に色をつけます。先生のされるように枝に輪ゴムをかけて左右対称に仕上げます。白と黒で色をつけたスタイリッシュなテンセグリティーもあり、飾りにしても美しいできです!

夏休み中に2回もスイミーに来て楽しい実験をしてくださったエジソン先生。ノコギリを使う時の子どもたちの真剣な顔、切り終えてほっとした顔、満足げな顔が印象的でした。ふだんはけがを恐れてノコギリなど使う機会があまりないのですが、先生のお陰で貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。