先日お茶室訪問をした際に
「どうして畳のへりを踏んじゃいけないのですか」のCちゃんからの質問へのお返事が南坊流南坊会の平野宗祥先生から届きました。
① 畳のへりの部分は、畳の真ん中あたりより弱いのでへりで補強してあります。その弱い部分を大切に扱う為に踏まないようにするそうです。
② 昔、お侍さんがお茶をたしなんでいた時代に畳のへりとへりの間の下から、敵が刀で刺してくることもあったそうです。それで、自分の身を守る為にへりの部分を踏んだり座ったりしてはいけないということになったそうです。
今の時代では理解できなかったり想像することも難しいかもしれませんが、物を大事にしよう、自分の身は自分で守ろうという心はわかりますね。先達が築いてきた日本人の精神は受け継いでいきたいですね。
丁寧に教えて頂きありがとうございました。