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家族ではないけれど

夕食後にあとひとつ宿題があることに気づいたMちゃん。先生に声をかけられ一度は「いや!」と断ったものの、しなければならないことは本人がいちばんわかっています。怒り顔でランドセルから課題を取り出しキッチンワゴンに置いて、「先生、ここでやっていい?」
遊びたい気持ちをこらえて学習するMちゃんの気持ちは、キッチンで洗い物をするごはん先生にも伝わります。きくこ先生に「がんばれ〜!」と声をかけてもらい、無事に宿題を終えることができました。

食事や家事の合間にご家族が学習をみる。こんな家庭のような風景がみられるのは、リビングにつながるキッチンでごはん先生が炊事をする環境ゆえでしょうか。家庭的なあたたかさと厳しさとのバランスに試行錯誤するなか、ほっと嬉しいできごとでした。二学期に入り宿題や課題も増えてきた子どもたち、みんなが元気に楽しく秋冬も過ごせるように願っています。