「おはようございます!」
太い竹といろんな道具が入ったコンテナを抱えて岡部先生はスイミーに来られました。この竹からお箸が…? できる…!?とみんな興味津々。さぁ箸作りの開始です。
マイ箸ですから自分サイズです。足のサイズからマイナス2㎝をすると子どもにはマイサイズとなるそうです。一般的には親指と人差し指を直角に広げた長さの1.5倍と言われていますね。でも、今日は足のサイズを用いる方法で、概ね19㎝にカットすることに決まりました。
岡部先生は、太い竹に印を付けてノコギリで切り、なたと木づちでスコーンスコーンと小気味よい音をたてて割っていかれました。岡部先生の手ほどきを受け、らんち先生も負けじと割っていきます。
短冊状になった竹を小刀で削っていくと次第に箸らしくなってきました。その後は子どもたちが根気よく紙ヤスリをかけ、ツルツルの手触りとなるまでゴシゴシギュッギュッ。中には木工やすりをどんどんかけて、あまりに細く削りすぎて折れてしまうハプニングもありましたが、全員が最後まで投げ出さず、先端にかけて細くなった使いやすいお箸ができたのでした!一緒に箸置きも作ってみんな大満足です。
こんな素敵なお箸が出来たら使わないわけにはいきません。みゆき先生が昼ごはんに準備してくださったごぼうやてんぷら入りの美味しい肉うどんとおにぎりを、マイ箸でいただきました。デザートはあま〜い伊予柑。今日も岡部先生が竹と一緒に届けてくださいました。「箸」という漢字のとおり「竹」をつかったマイ箸作り、まずは成功だったようです。いつも親身にご指導くださる岡部先生、春休みもありがとうございました。
適切な箸の長さについては、南区高宮の「お箸を考える店八四八(はしや)さん」にご指導いただきました。ありがとうございました。