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いざ、剣道体験

今日は、ももち自治会館で、西新剣道の代表・澤 敬二郎先生(男性)と澤先生(女性)のお二人により、スイミーの子どもたちに剣道のお話と演技と実技指導をして頂きました。お二人の先生の楽しい中にも厳しい指導があり、子どもたちも真剣に取り組み、貴重な体験ができました。

[澤先生のお話]
・剣道は昔は戦いに使われていたが、現在は人間の心を磨くために使われている。
・竹刀を使っての剣道の練習及び試合にはルールがある。
・竹刀を「面(めん)、小手(こて)、胴(どう)」のいずれかに当てると一本となり勝つ。この一本を取るためにみんな一生けん命練習している。そして、自分の「心」「体」「技」を鍛えるためにも練習している。

[先生の模範]
・正座…足の親指と親指が重なるように
・起立…右足を前に
・礼は深く。「よろしくお願いします」という気持ちを持つ
・剣は左手で三分の一のところを持つ
・腰に当てて前へ3歩
・右手で竹刀を持って坐る
・「そんきょ」の姿勢をとり、両手で竹刀を持ち前に

これらの指導を受けて、子どもたちが新聞紙の刀を使って一斉に練習しました。
「右足を前、後ろ足は前に出さない」「竹刀の先端は、自分の喉の高さで」
自治会館に響く澤先生の声を聞きながら、それぞれが新聞刀を振りかぶり、「ヤー!」「メーン!」と言いながら、すり足で先生方に向かって前進します。

慣れて来たら、防具をつけた澤先生(女性)の面を思い切って打つ練習です。

「剣道と他のスポーツの違うところは、一本を取って勝っても「やったー!」とかガッツポーズをして喜びを表現しないところです。相手に対して思いやりを持つのが剣道です」

最後に澤先生からまとめの言葉をいただきました。子どもたちはふだんよりも緊張感のある時間を過ごし、剣道は「礼に始まって礼に終わる」こと、「心・体・技を鍛える」ことを体験を通じて学ぶことができたことと思います。そして、今日の体験を日常生活に活かしてくれたらと思います。