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実るほど頭を垂れる稲穂かな

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今日のテーマはみんなが大好きなお米です。南区柏原にある、お米の先生・荒木さんの田んぼを訪ねました。広い田んぼには案山子が立ち、キラキラのテープや赤いネットもかけてあります。先生いわく、おいしいお米を食べようと屋根や電線の上から田んぼの様子を伺っているスズメ対策だそうです。うるち米の稲刈りは9月末に終わっていて、来週の収穫を待つもち米を刈らせていただくことになりました。

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荒木さんが用意してくださったカマで、たわわに実った稲を一株ずつ刈ります。低学年さんはケガのないよう大人に手伝ってもらってザクッと刈り取りました。この一株でとれるお米は3000粒ほど、 ご飯茶椀で半膳ほどの量だそうです。みんなが好きな白飯をたっぷり食べるにはたくさんの稲が要りますね。そして、それを育てる農家の方の手間がどれだけかかっているかと思うと…。ただただ頭が下がります。

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籾をはずすと一粒のお米が出てきます。「これが胚。とても栄養がありますよ」と白い部分の説明がありました。

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次に向かったのは 国指定史跡の板付遺跡 です。板付は日本で最も早く稲作農耕が開始された場所の一つで、遺跡公園の「弥生のムラ 」には約2300年前の竪穴式住居の再現があります。薄暗い室内をのぞきこむと、外から想像するより広い空間でみんなびっくり。水田跡もあり荒木先生の田んぼにも繋がる稲作の歴史を感じることができました。

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昼食は、マキイさんのヘルシーおかずと、白米、玄米、赤米のおにぎり。天気予報どおりに雨がぱらつきだしたので、スイミーに戻っていただきました。

ちなみに、スイミーのバケツ稲でもお世話になっている荒木先生は、十数年にわたり西花畑小学校の稲作体験のサポートもされています。「大変でしょう?」とお尋ねすると、「大変じゃないけど、子どもの稲だから収穫まで気にはなるよね」と一言。謙虚なお言葉に、実るほど頭を垂れる稲穂かな、のことわざが思い出されました。

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スイミーのバケツ稲もここまで育ちました。荒木先生、ご指導ありがとうございます。時間不足でいけなかった板付遺跡弥生館には次回いきましょう♩ それから、マキイさんのおかずは撮影前に食べてしまいました…。こちらも次回リベンジを!

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