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小学校の現場を経て

私は今まで学校現場から学童保育を見てきましたが、このたびご縁がありまして、西新の学童保育スイミーにお世話になることになりました。
学校生活ではあまり見られない子ども達の言動を見る貴重な経験をしております。
教育に携わる者として、子どもの生活を学校内に見るに留まらず家庭と放課後の暮らしも併せて視野に入れて子どもを見ていかねばならないと強く感じております。
子ども達の放課後の暮らしの一つでもある学童保育を円滑にすすめるためには、学校、家庭、学童が連携し合い個々の子ども達の状況について情報交流を行い、学校教育と連動しつつ確かなる子どもの育ちにつなぐものでなければならないと思います。
学校での緊張した授業が終わり、一息つきたい後の学童の子ども達を受容と共感をもって対応しなければと思う反面、善悪の判断と基本的なマナーは厳しくしつけなければならないジレンマに陥ることもあると思います。
学童保育活動は自由保育と思っていましたが、学童保育スイミーでは活動プログラムがしっかりしていて「勉強時間」「体験活動の時間」「後片付け・掃除の時間」「読み聞かせの時間」等が設定されており、私も子ども達と関わることを通して、心豊かに過ごせております。
長年の教員生活(小学校)で経験したことを学童の子ども達に活かせたらと思っておりますが、どの場面でどのように活かしたらよいか模索をしております。日々、子ども達のはち切れんばかりのパワーをもらってシニアの私ですが、さらに元気になりそうで先生方や子どもたちに感謝致しております。

 平成30年 夏 久田 清文

7月からスイミーに来てくださった久田先生のメッセージをご紹介しました。
小学校の校長先生を退職された後に地域活動に尽力しておられましたが、縁あってスイミーにおいでいただくことができました。「スイミーの一年生です!」と自己紹介されますが、すでに子どもたちからもスタッフからも「スイミーの校長先生」として慕われる存在です。校長先生、ご指導どうぞよろしくお願いいたします。