博多人形師さんの「妖怪おはじき」

今日は一日中怖い日にしましょう、と話して「おばけの真夏日」を活動前に読み聞かせしました。一つ目小僧やろくろ首、からかさおばけなど、背中がゾクゾクってするくらいこわくなるおばけのはずが、なぜかみんなと同じ流しそうめんなどをするおばけたちのお話でした。妖怪ウォッチなどで親しみがある妖怪ですが、今日の活動の「妖怪おはじきづくり」にはどんな妖怪がでてくるのでしょう。

博多人形師の梶原正二先生のご指導で、妖怪が型抜きされた丸いおはじきに色をつけていきました。先生のお話によると油山の麓には日本でいちばん柔らかい粘土があり、そのおかげで博多人形ができるそうです。1900年のパリ万国博覧会で2位を受賞したこともあり、江戸時代から明治、大正、昭和、平成と受け継がれ日本の伝統工芸として世界的に有名になっていったそうです。その人形と同じ土でつくったおはじきに色付けしていくといろんな妖怪が現れてきました。

「ベロ出しオヤジ」とみんなが呼んでいたものは 子どもを食べる「がごぜ」という妖怪。「ざしきわらし」「きつね」「わにゅうどう」「ねこ」などが出来上がり、お手本と変わらぬ出来栄えとなりました。Mちゃんも細い筆で細かく細かく色を塗り大満足の笑顔。妖怪ウォッチを思い描いてTシャツを着てきたS君は 「ベロ出しオヤジ」の名付け親です。
出来上がったおはじきを夏休みの工作に提出しようと決めたNさん。学校の先生も欲しくなられるかもしれませんよ。そのくらい この博多おはじきは 貴重なものなのです。また宝物が増えたスイミーの子どもたち! よかったね。子どもたちを温かい眼差しで見てくださり、貴重な体験を惜しみなく与えてくださった梶原先生、奥さま、スタッフの皆さま本当にありがとうございました。