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言わない気持ち

上級生のお兄さんたちとしりとり遊びをしながら「チキンの甘酢ソテー」の夕食を食べ終わり、眠そうな顔になってきた一年生のTくん。それでも「ピンポン!」と響くドアの音に「僕だ!」と玄関にダッシュして、ママの姿を見てにこっとしました。
ところがママは、「ごめん、今日はママ遅くなるの。後でパパがお迎えにくるからね」
「え〜、やだ。ママと帰る!」
珍しく駄々をこねる姿に、「Tごめんね、ママ荷物を預けにきたけど、これから戻らんといけないの」とお母さんは謝ります。

「Tくん眠くてママに甘えたいんだね」と思いながらそっと玄関を離れると、私たちに見えないところでママに少し甘えてきたのでしょうか、眠たげな顔のままTくんが戻ってきました。大谷先生に「遊ぼうか」と声をかけられ、気を取り直してパパのお迎えまでマンカラで遊んで過ごしました。

「ママと今すぐ家に帰りたい」と言いたい言葉を飲み込んで私たちと一緒にパパを待ってくれたTくん、一年生なのに偉かったね。お迎えのパパにもちゃんと様子を伝えたからね。ママも急いで帰ってこられるからね。