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干し野菜をつくろう

12月最初の土曜日のイベントは「干し野菜づくり」。きくこ先生に教えてもらいます。
まずは、大根や人参などの干し野菜とフリーズドライの白菜キムチ、キクラゲなどを手に取って匂いを嗅いだり、ちょっと味見をしたり…。干す前のものと出来上がりを比べて、どのように変化するか観察します。切り干し大根の匂いに、ううっ…と反応する子どももいましたが、「落ち着くにおい〜」なんて声も聞こえてきました。

オイスカさんのまあるい大根と人参を前にそれぞれの担当も決まり、ピーラーを使ってスライスしていきます。コツをつかめずとまどう子もいるなか、慣れた様子で薄くて大きなスライスを上手に作っていくMちゃん。「角から始めるといいよ」ときくこ先生のアドバイスもあり、他の子たちも慣れてきて、どんどんスライスが出来ていきました。

次は庭で干しますよ! みんなでスライスした大根と人参、そしてきくこ先生が用意したさつまいもと収穫した大きなしいたけを干し網に並べていきます。早くきれいに乾くよう重ならないように置きましょう。干したら小さくなるのかな? 味が変わるのかな? いつ食べられるのかな?と興味津々です。
日のあたる場所に干し網をぶら下げて作業はおしまい。できあがりが楽しみですね。「野菜が苦手な子も自分で作った干し野菜に興味を持って食べてくれたらいいなあ」。毎日一生懸命ごはんをつくっているごはん先生の願いがみんなに届きますように。(Ti)


上は今日みんなで干した大根、さつまいも、人参。下は2日前に干したえのき、ほうれん草、なす、にんじんです。 
干す前の野菜と干した後の野菜を比べてみましたが、大根など生のものは風味が強いせいか、干したものの方が食べやすいと感じる子もいました。子どもの感覚は鋭いですね。(Ki)